東京都世田谷区で毎年開催されている「世田谷ボロ市」。
東京都無形民俗文化財に指定されている歴史あるお祭りで、毎年多くの人が掘り出し物を探しに訪れます。
この記事では、世田谷ボロ2024の見どころや開催日程、同時に開催されるふるさと物産展の情報も紹介します!
世田谷ボロ市とは
12/15(日)-16(月)と1/15(水)-16(木)の計4日間、東京・世田谷区で440年以上の歴史を持つ「世田谷ボロ市」開催。骨董・着物・雑貨・植木などの露店 約600店が軒を連ねます→https://t.co/5gwwNm0CZ9 pic.twitter.com/vM1NZlYx27
— イベントチェッカー製作委員会 (@event_checker) November 24, 2024
世田谷ボロ市とは、東京都世田谷区で毎年2日にボロ市通りで開催されている露天市です。
世田谷ボロ市の名前の由来は、明治時代に古着やボロ布の販売が主流だったことから「ボロ市」と呼ばれるようになったようです。
当日には、骨董品や古着、植木や着物、おもちゃや古本など様々な露店が700店舗近く並びます。
東京都無形民俗文化財に指定されており、1日におよそ20万人もの人が訪れて賑わいます。
その他にも、くす玉開きや5年に1度行われる代官行列なども有名です。
また、世田谷ボロ市の会場内で「ふるさと物産展」も同時開催され、世田谷区と交流のある自治体による出店も行われます。
世田谷ボロ市の歴史
世田谷ボロ市は、安土桃山時代に当時関東地方を支配していた小田原城主である北条氏政(ほうじょううずまさ)が天正6年(1578年)に世田谷新宿に楽市を開いたのが始まりとされています。
戦国大名などが、領地内の都市繁栄のために実施した経済政策。
市場税を免除して商人が自由に行商販売できる市場。
始まった当時は、「六斎市(ろくさいいち)」とも呼ばれ毎月6回という多い頻度で開催されていました。
しかし、北条氏が豊臣秀吉に滅ぼされて徳川家康が江戸に幕府を開いてから世田谷新宿は急速に衰えていきました。
六斎市は姿を変え、いつからか年に1回開催される歳の市になっていきました。
そして明治になり、12月15日・16日の両日、正月にも15日・16日の両日開かれる現在の形になりました。
姿は変わりながらも、1578年から440年以上も続く歴史ある行事になっています。
世田谷ボロ市の見どころは?
代官行列
代官行列 pic.twitter.com/XTcaMDk3Us
— (@shabon_jadore) December 15, 2022
代官行列とは昔の「代官市町見廻り」を再現したもので、地元有志による参加者が当時の装束に身を包んで市場内を練り歩きます。
寛政7年以前から代官は市町の間に1度、火のもと警備と秩序の維持のために家来や名主、年寄などを従えて市場内を見廻ること
昔にタイムスリップしたかのような風情ある光景を見ることができますよ!
※代官行列は5年に1度開催され、2022年に開催されていますので、2024年は開催されません
代官餅
★突然ですが!今年も恒例の、ボロ市の大行列2時間待ち『代官餅』を頂戴しました〜!出来立てのお餅にぎっしりあんこをのせてくれますわぞわざ並んで届けてくれて、ありがとうございます〜 pic.twitter.com/rMCq24Wei1
— のりた (@noritahiro_Q) January 15, 2024
今年も無事に代官餅三種類買えました。やはりからみが絶品ですね。鰹節と塩昆布が良い仕事してるんですかね。関係者の一部しか知らない極秘のレシピらしいです。
きな粉は絶対残るので後日きな粉牛乳にして飲むと美味しいのです
ご馳走様でした pic.twitter.com/e4Fx8OEHYz— (@die10) December 16, 2023
世田谷ボロ市名物でもある「代官餅」という餅が毎年販売されます。
世田谷ボロ市開催時にしか買うことができないため、毎年多くの人が代官餅を手に入れようと訪れます。
毎年長打の列ができ、1~2時間程並ぶこともあるのだそう…。
ですが、1時間も並ばず買うことができる方法もあるようです▼
世田谷ボロ市 代官餅待ち時間2024年最新版です。今年は2列待ち、13:20に並び始めて40分後の14:00に買えました。平日午後は列がはけるのが早いですね。いつも平日の1時か2時台に並びますが1時間以上並んだことがありません。きなこ餅んまんまヽ(‘▽’)ノ pic.twitter.com/oCoFHD1RtB
— 相田くひを (@kuhiwo) January 15, 2024
代官餅の種類と値段は下記のとおりです。
値段:1000円/1パック
どれも美味しそうで迷いますよね!
初めはおひとり様6パックまでと制限があり、在庫が少なくなってくると3~1パックまでと買える数も少なくなってくるため早くに並ぶが吉です。
ふるさと物産展2024について
ポスターもお目見え。
12月15日(日)・16日(月)
令和7年1月15日(水)・16日(木)は「世田谷のボロ市」。https://t.co/Y6mRMHng2h
世田谷信用金庫本店駐車場で「ふるさと物産展」も同時開催。https://t.co/QSgi7DM71V#上町#世田谷#世田谷線#世田谷のボロ市 pic.twitter.com/VFfMzqhbZU
— park-lee (@fromsetagaya) November 19, 2024
世田谷のボロ市の開催に合わせて、世田谷区と交流がある自治体が出店する「ふるさと物産展」も開催されます。
各自治体の名産品が販売されるため、普段手に入らない食べ物を買うことができます。
開催日程や開催場所についてまとめました▼
2024年 ふるさと物産展 | |
日時 | 2024年 12月15日(日) 9:00~20:00 2024年 12月16日(月) 9:00~20:00 2025年 1月15日(水) 9:00~20:00 2025年 1月16日(木) 9:00~20:00 |
開催場所 | 世田谷信用金庫本店駐車場 |
住所 | 〒154-0017 東京都世田谷区世田谷1丁目1−23−3 |
マップ | |
問い合わせ先 | 03-5432-2831 (世田谷総合支所地域振興課) |
公式サイト | https://www.city.setagaya.lg.jp |
ふるさと物産展は、2024年と2025年で出店内容が変わります。
いつどのようなものが販売されるのか詳しいことはこちらの記事にまとめていますので参考にしてください。
世田谷ボロ市2024の開催日程や開催場所
2024年の世田谷ボロ市は、12月15日(日)・16日(月)、2025年1月15日(水)・16日(木)に開催されます。
開催日程や開催場所について簡単にまとめてみました。
2024年 世田谷ボロ市 | |
日時 | 2024年 12月15日(日) 9:00~20:00 2024年 12月16日(月) 9:00~20:00 2025年 1月15日(水) 9:00~20:00 2025年 1月16日(木) 9:00~20:00 |
開催場所 | ボロ市通りとその周辺 |
住所 | 〒154-0017 東京都世田谷区世田谷1丁目 |
マップ | |
問い合わせ先 | 03-5432-2831 (世田谷総合支所地域振興課) |
公式サイト | https://www.city.setagaya.lg.jp |
他の記事では、世田谷ボロ市2024の交通規制やおすすめ駐車場について詳しく紹介していますので参考にしてみてください。
まとめ
世田谷ボロ市2024の見どころや開催日程、同時開催されるふるさと物産展について紹介しました。
世田谷区の冬の風物詩になっており、数多くの品物が販売されていて見ているだけでも楽しいですね!
年末と年始の計4日間開催されているので、気になる方はぜひ足を運んでみてください!
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