秋の高山祭2024の開催場所や見どころは?スケジュールや駐車場・出店情報も紹介!

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岐阜県高山市で毎年開催されている「秋の高山祭」。

重要無形民俗文化財や、ユネスコ世界遺産にも登録されており、毎年多くの見物客で賑わいます。

2024年の秋の高山祭の日程や開催場所、見どころや露店出店情報など役立つ情報を紹介します。

秋の高山祭とは

引用:https://hidaho.hida-ch.com

秋の高山祭とは岐阜県高山市で毎年10月9日、10日に開催され、旧高山城下町北半分の氏神様である櫻山八幡宮の例祭で、正式には八幡祭(はちまんまつり)と言います。

高山祭は京都祇園祭・秩父夜祭とともに日本三大美祭のひとつとされており、重要無形民俗文化財や、ユネスコ世界遺産にも登録されており、この有名な祭を一目見ようと毎年多くの観光客が訪れます。

江戸時代から伝わる絢爛豪華な屋台と呼ばれる「山車」が市内を練り歩き、山車には人形やからくりが飾られており、観客を楽しませてくれます。

また、伝統の装束を見にまとった総勢100人の行列がお囃子を披露しながら巡る「祭行列」や勇猛な舞を披露する獅子舞など伝統的な祭行事が楽しめます。

秋の高山祭歴史

高山祭の起源は、戦国時代から江戸時代にかけて織田家~豊臣家~徳川家に仕えた金森長近公を祖とする金森氏の飛騨治世の時代(1585年~1692年)とされ、約400年の歴史あるお祭りです。

もとは領主のお祭りであったといわれており、里に下りてくる神様を迎え、五穀豊穣や家内安全・無病息災等をお願いする神事でした。

高山祭の顔となる屋台が登場したのは宝永5年(1708年)に遡り、八幡祭の神楽台が始めと言われています。

その後、八幡祭の行神台・神馬台・金鳳台などが次々と創建され、享保3年(1718年)頃から現在のような祭り屋台のある豪華なお祭りになっていったようです。

長い歴史のなかで変遷しながらも江戸時代の面影を残す伝統行事として受け継がれ、大切にされています。

秋の高山祭の見どころ

屋台の曳き揃え・曳き廻し

引用:https://gifu.mediajapan.jp

高山祭の屋台(やたい)と呼ばれる大きな山車で、飛騨の職人たちによる巧妙な彫刻がや技術が施されており、動く芸術品とも呼ばれています。

昭和35年(1960)現存する23台の高山祭屋台は国の重要有形民俗文化財に指定され、昭和54年(1979)には、高山祭の屋台行事が国の重要無形民俗文化財に指定されました。

秋の高山祭では、そのうちの11台の煌びやかな屋台が櫻山八幡宮に曳き揃い、その壮大な風景は圧巻です。

また、「屋台曳き廻し」は神楽台(かぐらたい)、鳳凰台(ほうおうたい)を含む4台の屋台が街中を練り歩きます。

高山の古い町並みに色鮮やかな屋台が映え、美しい光景を見ることができます!

屋台の曳き廻しは、秋の高山祭のみ行われるため必見ですよ。

からくり奉納

引用:https://www.kankou-gifu.jp

からくり奉納とは、からくり人形の演技のことで布袋台(屋台)によるからくり奉納が披露されます。

「六段崩し」の曲に合わせて男女2体の唐子が、綾(ブランコ)を体操の大車輪のように回転させながら飛び移り、布袋様の肩と手に飛び移るという精巧なからくりが最大の見どころです。

これは「綾渡り」と呼ばれ、8人で36本の糸を操る極めて難しい操作で長年にわたる修練と経験と勘が必要な高度な技です。

また、からくり人形は物を運んだり、置いたり、体を回転させたり、紙吹雪を散らしたりなどの技を披露して観客を魅了します。

綱さばきとは思えない、まるで生きているかのような人形たちの動きに魅了されます。

からくり奉納の様子がこちら▼

 

祭行列

引用:https://www.kankou-gifu.jp

祭行列は、御神輿を中心に獅子、闘鶏楽(とうけいらく)、雅楽、裃(かみしも)を着た警護など、伝統の装束を見にまとった総勢100人もの人々が時代絵巻さながら各町内を練り歩きます

祭行列は氏子の繁栄を願い神様が1泊2日の旅をするもので、行列は御神幸(ごしんこう)と呼ばれ、文化年間の高山祭絵巻にも裃姿の人たちが描かれており、江戸時代からの伝統文化を長く継承している祭事といえます。

年に一度の晴れ姿のため、着付けの技術を忘れないよう、市が主催する着付けの講習会が毎年行われこの日のために入念に準備されます。

伝統衣装に身を纏い総勢100人が練り歩くその様はまるで、タイムスリップしたかのような光景で圧巻です。

宵祭

引用:https://www.kankou-gifu.jp

9日の夕方から行われる「宵祭」では、各屋台が約100個の提灯を灯しながら街中を巡ります

そして、伝統の曳き別れ唄である「高い山」を歌いながら屋台蔵へと帰っていきます。

昼は豪華な装飾で魅了していた屋台が、夜では揺れる提灯の灯りが幻想的な風景で魅了します。

秋の高山祭2024開催日程や開催場所

2024年秋の高山祭は、10月9日(水)~10月10日(木)の2日間に渡り開催されます。

開催日程や開催場所について簡単にまとめてみました。

2024年 秋の高山祭
日時 10月9日(水) 9:00~21:00
10月10日(木) 9:00~16:00
開催場所 櫻山八幡宮周辺
住所 〒506-0858 岐阜県高山市桜町178
マップ
問い合わせ先 0577-32-3333 (高山市観光課)
公式サイト https://www.hidatakayama.or.jp

 

秋の高山祭行事スケジュール

10月9日(水)

●9:00~17:00 屋台曳揃え

●12:00~12:20 からくり奉納1回目

●13:20~15:30 御神幸(祭行列)

●13:30~16:30 屋台曳き廻し

●14:00~14:20 からくり奉納2回目

●18:15~21:00 宵祭

10月10日(木)

●9:00~16:00 屋台曳揃え

●11:00~11:20 からくり奉納1回目

●13:00~13:20 からくり奉納2回目

●13:30~16:00 御神幸(祭行列)

行事開催場所はこちら▼

引用:https://www.hankyu-travel.com

2日間に渡り開催されますが、「屋台曳き廻し」は1日目の9日(水)のみしか行われませんので屋台曳き廻しが見たい方9日(水)に行くようにしましょう!

交通規制について

秋の高山祭では、9日(水)・10日(木)の2日間とも交通規制が行われます。

交通規制時間や規制エリアは、日や場所によって異なるので注意が必要です!

まだ2024年の交通規制エリアは公開されていませんでしたが、毎年同じ場所を交通規制しているようだったので今年も同じ可能性が高いです。

2024年の交通規制エリアの地図は公開され次第、追記します。

過去の交通規制エリアはこちら▼

引用:https://ssl.honjinhiranoya.com

アクセス・駐車場

電車

JR高山本線 「高山駅」から徒歩 約20分

 

中部縦貫道 「高山IC」から 13分

秋の高山祭は毎年多くの観光客が訪れ、お祭り会場周辺は大変混雑が予想されます。

そのため、駐車場に車を止められなかったり渋滞に巻き込まれる可能性もあるので公共交通機関の利用をおすすめします。

駐車場

無料駐車場

櫻山八幡宮には参拝者用の無料駐車場がありますが、秋の高山祭当日は交通規制の関係で利用できません。

普段は利用できるので、参拝に来る際はここの駐車場をご利用ください。

 

櫻山八幡宮参拝者専用駐車場
住所 〒506-0852 岐阜県高山市八幡町105
マップ

 

有料駐車場

櫻山八幡宮周辺に駐車場はいくつかありますが、交通規制されないエリアでの駐車場を紹介します。

櫻山八幡宮から少し離れてしまいますが、高山の風情ある街並みを見ながら向かうのも悪くないですよ。

市営不動橋駐車場
住所 〒506-0005 岐阜県高山市七日町2丁目135−1
マップ
営業時間 24時間営業
料金 30分毎 150円
櫻山八幡宮まで 徒歩10分

 

本町三パーキング
住所 〒506-0011 岐阜県高山市本町3丁目34−34
マップ
営業時間 24時間営業
料金 平日 8:00~18:00 30分/100円 18:00~8:00 30分/50円
土日祝 8:00~18:00 20分/100円 18:00~8:00 30分/50円
櫻山八幡宮まで 徒歩10分

 

高山パーキング しらけい駐車場
住所 〒506-0011 岐阜県高山市本町2丁目58
マップ
営業時間 24時間営業
料金 30分/200円
櫻山八幡宮まで 徒歩15分

 

混雑状況や空いている時間は?

秋の高山祭の過去の様子を調べてみました。

 

混雑のピークは、屋台の曳き揃えからくり奉納の際や、御神幸行列が通る櫻山八幡宮表参道が一番混雑が予想されます。

道が人で埋め尽くされるほど観客が集まりますので、小さなお子さんと行く際にははぐれないように気を付けてください。

見どころがたくさんあり、有名なお祭りだけあって空いている時間帯はあまりないため混雑覚悟で行きましょう。

露店出店の場所や種類は?

秋の高山祭では、露天も多く出店されます。

2024年の露店出店場所の詳細は調べてみましたがわかりませんでした。

しかし、昨年では宮前橋の櫻山八幡宮大鳥居~櫻山八幡宮神社までの道に露店出店があったようです。

露店出店エリアの地図はこちら▼

●露店の種類
やきとり、たこ焼き、やきそば、イカ焼き、おでん、串カツ、からあげ、ポテト、牛串
かすてら、りんごあめ、クレープ

露店の数はそんなに多い方ではありませんが、十分お腹を満たせるラインナップです。

まとめ

重要無形民俗文化財や、ユネスコ世界遺産にも登録されている「秋の高山祭」2024年の情報について紹介しました。

豪華絢爛の屋台や、匠な技術で動かされるからくり奉納など見どころ満載です!

平日開催ですが、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

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