4月に入社したばかりの新入社員が入社初日や、数日で辞めてしまうという「スピード離職」。
離職の際も退職代行サービスを利用して、企業と直接退職の手続きをすることなく退職する若者が急増しているようです。
実際に、入社初日でスピード離職した男性の退職理由がネットで話題となっています。
その理由とは?退職代行サービスの詳細やスピード離職したその後について紹介していきます!
入社初日にスピード離職した男性の退職理由とは
新卒で入社した会社を、入社初日で退職代行サービスを利用して退職した男性の退職理由がネットで話題となっています。
その理由とは…
「4月1日に入社して、配属先発表という時に、自分の希望が全く考慮されていない配属先になっていて、不信感が頂点に達して辞めた。配属ガチャかなと思っていて…」
これはこの男性に限らず、スピード離職する理由は「配属ガチャ」が多いようです。
たしかに頑張って就職活動をし、希望していた会社に入社できても希望していない部署に配属されたらガッカリしてやる気もなくなってしまうかもしれません。
その他に「入社前と入社後で話が違った」という声も多いようで、求人難で人手がどうしても欲しい企業が面接の際に調子の良い誘い文句を言ってる可能性もありますよね。
スピード離職を避けるためにも、面接の際に応募側も企業側も嘘偽りなく、お互い考えの食い違いがないか納得するまで話し合うことが必要なのではないかと思います。
退職代行サービスの詳細
ここ2、3年近くでテレビやSNSなどで退職代行サービスの存在が認知されるようになり、比較的新しいサービスと感じる方も多いと思います。
しかし実際は10年以上前からこのようなサービスは続いており、劣悪な環境で退職できない人の代わりに弁護士が退職の手続きを行うといったサービスが存在していました。
それが近年では劣悪な環境の会社でなくても
・すぐに退職したいけど会社に「退職したい」と言いづらい…
・会社に行かずに退職したい
・退職手続きがめんどくさい
といった理由で退職したい人の需要が高まり、退職代行サービスがうまれたのかもしれません。
退職代行サービス「モームリ」
今回、スピード離職した男性が利用したのは『モームリ』という退職代行サービス。
モームリでは、退職を代行してくれるだけでなく転職支援や無料でお悩み相談もできるようです。
退職代行依頼料金は正社員の場合、22000円と他の退職代行サービスと比べると安い価格設定のようです。
詳細は下記をクリック↓
近年では、過重労働や長時間残業などで過労死するといったニュースも珍しくありません。
劣悪な職場環境や、退職希望しても会社が辞めさせてくれないなど悩んでいるけど身近な人に相談できないという方はこのような代行サービスに相談してみてはいかがでしょうか?
スピード離職したその後はどうなる?
スピード離職した人たちのその後はどうなるのでしょうか…?
短気離職のデメリットとして「次の転職が不利」になることは間違いないでしょう。
企業は、人材を採用するのにかなりのお金と時間をかけているためすぐ退職されてはその時間と費用が無駄になってしまいます。
そのため、短期離職した経歴がある人を採用するかどうかは慎重にならざる負えません。
また面接前の書類選考の段階で、在籍期間や退職理由から落とされてしまう可能性は高いです。
しかし、「あの時勇気を出して退職して良かった」とスピード離職したことを後悔していない人もたくさんいます。
フリーランスや新事業の立ち上げなど働き方が多様化し、人生の選択肢の幅が広がった現代ですが退職後に自分はどうしたいのかを1度考えて後悔しないようにしたいものです。
ネットの反応
採用する側も新卒ガチャやと思うけどな。 いろんな部署経験して1番力を発揮できる所に配置するのがベターだと思うのだが。 今の若い人は怒られることも少なく、周りが合わせてくれて温く温く育ったみたいだから思い通りにならなかったらすぐ辞める。 私も実習生の指導したことがあるが、学校側から「辞めてしまうので怒らないで下さい」と言われて唖然としました。
希望しない部署で努力を出して結果を出せば、いずれ希望の部署に異動しやすくなる。新人一人一人の希望なんかを会社が聞き入れてくれると思ってた時点で非常識だしお子様を卒業できてなかった証拠。1日で辞めてくれて、会社には良かったのではないか。
まぁ、マッチングという意味では会社側も良かったんじゃないでしょうか?会社も変わる必要がある面もいっぱいありますが、競争社会のこの世の中で、この辞めた新入社員さんもいずれ考え方を変えないといけないと思います。
まとめ
「希望した配属先ではない」といった理由でスピード離職することは就職するのが難しかった世代の人たちからしたらあり得ないことだと思います。
我慢が必要など批判の声が多いですが、近年では会社に所属しなくともフリーランスなど働き方も多様化しています。
スピード離職したからといって絶対に次の会社に就職できないということではないですが、感情に身を任せるのではなく冷静に考えた上で判断することも必要かもしれません。
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